写真展お役立ち情報

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写真展・個展にはいくらかかる?初心者向けに費用の内訳と展示の流れを解説!

皆さんこんにちは、PICTEの中の人、柚子胡椒(柚子胡椒:Instagram)です。
普段はフォトグラファーとして活動しながら、シェア写真PICTEの運営をしています。

PICTEでは今までシェア写真展を140回以上開催、また多くの方の個展開催やグループ展のお手伝いをしてきました。
多くの方と出会いお話させてもらう中で、よく話題に上がっていた「個展にかかる費用」について、今回はお話していきたいと思います。

「写真展をしてみたいけど何円かかるかわからない…。」
「そもそも写真展ってどんなところにお金がかかるの…?」

という方に向けて、写真展に実際にかかる費用とその内訳を紹介していきたいと思います。
今後、個展を開きたいという方は、ぜひこの記事を参考にしてください!

写真展・個展で必要になる費用とは?

「写真展はさまざまなことでお金がかかりそう」と不安に思う方も多いかと思います。
ですが、写真展(個展・グループ展)開催にあたり、費用が発生する項目は大きく分けて3つほどです。

ここからは、写真展を開催するにあたって実際に費用がかかる項目について紹介していきます。

①会場費

会場費は、写真展(個展・グループ展)を開催する上で必ず必要になる費用です。

会場費は主に、
・会場の広さ
・開催日数
・立地
・土日開催か平日も含むか
・準備片付けをいつ行うか
などで大きく変わってきます。

PICTEが利用している会場は「土日利用で1日平均15,000円〜20,000円」が相場で、2日間利用で準備と片付けの時間も含めて上記費用です。
個展、グループ展を行うには十分なスペースと機材が揃っている会場が多いので、展示会場をお探しの際はぜひご相談ください。

また、ギャラリーによっては「5日間パック」「学生応援パック」など、連日レンタルすることで割安で借りることができる場合もあります。
「DM印刷プラン」といった形で、展示情報を載せたDM(ハガキサイズ)を費用内で印刷してくれるギャラリーもあります。

「写真展会場=お金がかかる」というイメージもある方も多いかと思いますが、展示の規模や日数、プランなどを工夫することで、予算内でレンタルできる会場はきっと見つかります。

②印刷費

次に必要なのは、作品を印刷する「印刷費」です。

印刷費は、
・どこで印刷するか
・印刷サイズ
・印刷仕様(パネル装着など)
・枚数
・納期
によって大きく変動してきます。

一般的な写真プリントであれば、A4サイズ1枚あたり約900円〜1400円前後が目安になります。

例えば、
・カメラのキタムラ:980円
・ビックカメラ:920円
・ヨドバシカメラ:920円
・パレットプラザ:1,100円
など、サービスによって価格や用紙、納期が異なります。
また、パネル加工などを行う際は、別途費用もしくは、サイズによっては対応していない可能性もあります。

特に初めての写真展の場合は、
「写真はどこで印刷するのが良いのだろう」
「パネル加工ってなに?必要なのか?」
「どの用紙が自分に合うのか」
「少しでも印刷費を抑えられないか」
と悩む方も多くいます。

PICTEでは、写真展向けの印刷相談やパネル加工の相談を受け付けています。
「初めての写真展、印刷のことを誰かに相談したい」「少しでも印刷費を安くしたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

③その他の費用

写真展では会場費や印刷費以外にも、展示を行うための備品費用が必要になる場合があります。

例えば、
・写真を展示するための道具
・額装費用
・展示テーマに合わせた装飾(花や小物、布)
などです。

特に写真展では「作品をどのように展示するか」「どのように壁に貼るか」によって必要な備品は変わってきます。

作品の展示方法

写真展の場合、ただ印刷した写真を展示するのではなく、「パネル加工」や「額縁に入れる」など、「額装」と呼ばれる加工を行う方も多くいます。

額装を行うことで写真に存在感が出たり、影による立体感が出たり、展示全体の統一感やメッセージを持たせることもできます。
この記事では代表的な額装の2つの方法をご紹介します。

●パネル加工

写真の裏にハレパネと呼ばれる「厚さがある発泡スチロールの板」を貼る加工のことです。
このパネルを貼ることで写真に立体感が出て、展示全体のクオリティを上げることができます。
また、額縁より費用を抑えやすく、比較的軽いため、初めて写真展を行う方にも人気の方法です。

●額縁に入れる

印刷した写真を、木製フレームや金属フレームなどの額縁に入れる方法です。
額縁に入れることで作品の特別感を出すことができ、作品一つ一つのクオリティを上げることができます。

写真を壁に貼る方法

●ひっつき虫を使用する

ひっつき虫は白い粘土のようなもので、写真の四隅に付けることで壁に展示することができます。
紐やワイヤー等を使わずに展示ができるため、すっきりとした印象になります。

額縁などを使わず、パネル加工された作品を展示する場合はおすすめの方法です。

●釘(虫ピン含む)を使用する

会場の壁が釘打ちOKの場合は、釘もしくは虫ピンを使用して展示することができます。
ワイヤーなども見えず、ひっつき虫より頑丈なため、重たい作品(額縁を使用しているもの)も展示可能です。

●ピクチャーレールを使用する

ピクチャーレールは、ワイヤーを使用して写真や額縁を吊るして展示ができる方法です。
各作品の高さを合わせることも簡単で、額縁を使う場合は初心者の方にもおすすめの方法です。

●展示方法と可能な展示形式
展示方法 展示可能な作品形式
ひっつき虫 写真、パネル加工作品
釘打ち 額縁、木パネル
ピクチャーレール 額縁

会場によって、可能な展示方法が異なります。
会場を予約の際に、絶対に確認しておきましょう。

写真展(個展)の準備から当日までの流れ

次に、実際の写真展の流れを見ていきましょう。

①日程決め

写真展をやりたいなと思った時は、まずは「日付」を決めましょう!
大体の時期が決まることで、会場予約、写真選定、印刷、告知など、必要な準備を逆算して行うことができます。

写真展開催までには大体半年から1年ほどの期間を作り、ゆっくりしっかりと準備を進めましょう。

また、会場費は「土日開催」か「平日開催」か、何日間開催するかなどで変動するため、早めに日程を決めることで予算も立てやすくなります。

②テーマ決めと会場決め

次に、写真展の大枠となる「展示テーマもしくはタイトル」と「会場」を決めましょう。

この二つは写真展の印象を大きく左右しますが、どちらから決めても大丈夫です。
自分の中でイメージが固まっている方から決めていきましょう!


こんな写真を展示したい!→テーマ選定からがオススメ!
こんな空間を作りたいな!→会場選定からがオススメ!

テーマと会場は大きく関連しています。
・陽の光が入る暖かい会場で行うのか
・広い空間でゆったり展示したいのか
・こじんまりとした空間で作品と近い展示にするのか
・植物がある会場なのか
など、テーマによって会場が決まり、会場によって表現できるテーマが決まります。

利用日程だけでなく、会場の広さによっても費用は変わるため、作品の見せ方の希望を考えながら進めていきましょう。

③写真の選定、印刷、額装

会場や日程が決まったら、次は実際に展示する作品を選び、印刷を開始します。

このタイミングで、
・どの作品を展示するか
・どのサイズで印刷するか
・どの写真用紙を使用するか
・パネル加工や額装などの展示方法はどうするか
などを決めていきましょう。

展示する写真のサイズや仕様で、会場や展示の印象も大きく変わります。

・小さいサイズの作品をたくさん展示する
・大きく一枚一枚をしっかりと展示する
・大小さまざまなサイズの作品を並べて物語を作る
・額縁を使用して重厚感を出す
・パネル加工を行いシンプルに見せる
など、展示方法によって作品の見せ方も変わります。

印刷はカメラのキタムラ、ヨドバシカメラや身近なカメラ屋さんで行うが可能です。
ですが、初めての写真展を行う方は印刷サービスに「どのサイズが合うか」「どの用紙を選べば良いか」などを相談しながら進めるのもおすすめです。

PICTEでも写真展向けの印刷相談やパネル加工の相談を受け付けています。
「初めての写真展、印刷について色々聞いてみたい!」という方はぜひ、お気軽にご相談ください。

④搬入、会場設営

搬入とは、展示作品や備品を会場に持ち込み、実際に展示の設営を行う作業のことです。
実際に写真を壁に貼ったり、レイアウトを調整したりなど想像以上に時間がかかることも多いため、余裕を持って準備しておくことがおすすめです。

【PICTE的】搬入設営をスムーズに進めるコツ!

・可能であれば「前日搬入」がおすすめ!

会場次第ですが、前日搬入することでより展示レイアウトにこだわれたり、その場で思いついたアイディアを次の日に反映できたりします。
また、忘れ物や追加で備品を買う必要がある場合でも対応ができるため、可能な限り前日搬入が理想です。

・お手伝いしてくれる人を2〜3人は呼ぼう!

展示準備は、一人だけで行うとかなり大変なこともあります。
たくさんの作品を壁に展示すること、作品の高さ調節、受付の準備などなど、意外とやることが多いため、お手伝いの方がいてくれた方がかなり安心です。

・搬入と設営の時間は3時間以上あると安心!

展示規模や枚数にもよりますが、一般的な個展の規模だったら、設営時間は3時間を想定しておくと安心です。
特に当日朝に設営を行う場合は、想像以上に時間が足りなくなる可能性もあります。
レイアウトの再確認や調整、細部までこだわるためにも、余裕を持ったスケジュールで進めましょう。

⑤終了、撤収

写真展が終了したら、会場の現状復帰を行います。
使用した釘やひっつき虫の跡を確認したり、忘れ物がないかをチェックしたりと、最後まで丁寧な片付けを心がけましょう。

また、展示した作品は自宅で飾ったり、次の展示で再利用したり、希望する方がいれば販売することもできます。
写真展が終わった後も、印刷した作品をぜひ楽しんでみてください!

写真展(個展)ではどこにお金をかけるべき?

写真展を開催する上での必要な費用をご説明しましたが、「結局どこにお金をかけるべきなの?」と悩む方も多いかと思います。

もちろん正解はありませんが、どこを重視したいかによって、費用の掛け方も変わってきます。
例えば、
・作品1枚1枚をしっかり見せたい→印刷費や額装費に比重をおく
・展示会場の空間や世界観を大切にしたい→会場費に比重をおく
・展示以外にも楽しめる空間を作りたい→装飾に比重をおく
など、展示のテーマや方向性によって優先順位は変わります。

写真展には正解はありません。
自分の作りたい空間や作品と向き合い、どこにこだわるかを考えていきましょう!

写真展・個展の費用を抑える方法

「できるだけ費用を抑えて写真展を開催したい!」と考える方も多いかと思います。
ここでは、実際によく使われている費用を抑える方法をご紹介します!

会場費を抑える方法

「写真展=ギャラリー」という考えの方も多いかと思いますが、最近ではギャラリー以外の「自分の好きな空間」で行う方も増えてきています。

例えば、
・いつも通っているカフェの壁で展示する
・お花屋さんで展示する
・レストランやバーなどで展示する
など、多種多様な場所で写真展を開催している場合もあります。

ギャラリー以外の展示会場も視野に入れることで、通常の会場費よりも安くなる可能性があります。
また、お店としては「写真展の影響でお客さんが増える」というメリットもあるため、写真展開催を前向きに考えてくれることも少なくありません。

「この場所で展示してみたいな」と思うお店や施設があれば、一度相談してみるのもおすすめです。

印刷費と額装費を抑える方法

写真展では、印刷や額装は作品の印象を大きく左右する大切な部分です。
そのため、できる限り品質にはこだわりたいところですが、「できるだけ費用も抑えたい」という方は多いと思います。

ここからは、費用を抑えながら展示を行う方法をご紹介します!

大きいサイズは品質重視、小さいサイズは価格重視

展示作品の全てを高価格帯の印刷サービスで揃えてしまうと、どうしても印刷費が高くなってしまいます。

そのため、
・展示のメインとなる大きい作品は高品質で印刷
・小さいサイズの作品は比較的安価なサービスで印刷
という風に、サイズによって印刷サービスを分ける方法もおすすめです。

展示全体の印象を保ちながら、印刷費を抑えやすくなります。

額縁とパネル加工を組み合わせる

印刷だけでなく、展示方法によって費用は大きく変動します。
例えば同じ枚数でも、全て額縁に入れて展示するのか、パネル加工するのかで費用は大きく変わります。

そのため、特に初めての写真展では、
・メイン作品は額縁を使用する
・その他の作品はパネル加工
というように、額縁とパネル加工を組み合わせる方法もおすすめです。

額縁を使うことで、作品1枚1枚に特別感や存在感を持たせることができます。
また、パネル加工を行うことで写真に立体感が生まれ、展示全体のクオリティも上がります。

ご予算に合わせて、印刷サイズや展示方法を調整しながら、自分らしい展示を作っていきましょう。

印刷サービスで数社ほど見積もりを取る

印刷費は、依頼するサービスによって大きく変わります。
近所のお店だけで決めず、オンラインプリントサービスも比較してみるのがおすすめです。

中には、
・複数枚割引がある
・パネル加工をそのまま行ってくれる
・費用によって配送料無料
など、サービスごとにっと口調があります

特に、
・大きいサイズの印刷
・パネル加工
・納品期間
などによって価格差は出やすいため、事前に見積もりを比較しておくと安心です。

写真展の印刷や展示について相談したい方へ

PICTEでは、写真展向けのオンラインプリントサービス「ピクテプリント」を運営しています。
これまでの140回以上の写真展開催や展示サポートを行ってきた経験をもとに、

・印刷サイズ
・用紙選び
・パネル加工
・展示レイアウト
などの写真展をやる上でのご相談を受け付けています。

「できるだけ印刷費用を抑えたい」
「印刷で失敗したくない」
「印刷について相談しながら進めたい」
という方は、ぜひご相談ください。

ピクテプリントでは、「複数枚割引」や「印刷の無料サンプル発送」なども行っておりますので、写真展を作るサポートができれば嬉しいです。

 

 

著者情報


柚子胡椒
1999年3月生まれ
Olympus pen FT

PICTEの運営をしながら趣味で日常風景の写真を撮ります。
他ではできない展示をしていきたい。
死ぬまでに自分の人生を一つの作品として残したい。

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